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家庭でのハーブ収穫と乾燥
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- Garden Bila編集部
ハーブを乾燥させて保存すると、少量ずつ料理へ使えて便利です。ただし、たくさん刈って束ねればよいわけではありません。葉の厚さと室内の湿度によって乾き方が違うため、収穫する前に、広げる場所と保存容器を用意しておきましょう。
食べるために育てた健康な枝を選ぶ
まず、食用として種類が分かっているハーブを使います。見た目や香りが似ている植物を自己判断で代用しないようにします。病斑のある葉、虫が多く付いた枝、土でひどく汚れた部分は、乾かして使おうとせず除きます。園芸用の薬剤を使用した株は、使用条件と収穫までの間隔を確認してください。
葉を使うハーブは、一般に花が本格的に咲く前の柔らかい枝が扱いやすくなります。ただし、香りの好みや種類によって適期は変わります。少量を摘んで香りを比べ、自分の料理に合う時期を覚えるとよいでしょう。花や種を利用する場合は、葉の収穫とは別の時期と乾燥方法を確認します。
朝露が乾いてから少量ずつ収穫する
晴れた日の、朝露が乾いて暑くなりすぎる前が作業しやすい時間です。雨上がりで葉が水を含んでいる日や、しおれるほど乾燥した時間は避けます。はさみを清潔にし、風通しのよいかごなどへふんわり入れます。袋へぎゅうぎゅうに詰めると、移動中にも蒸れやすくなります。
一度に株の葉を取りすぎないことも大切です。バジルやミントは、葉のある節を残して切ると、その後の枝が育ちます。ローズマリーやタイムでは、葉のない古い枝まで深く切らず、緑の枝先を中心に採ります。株が弱っている場合は収穫を控え、回復に必要な葉を残しましょう。
洗った水分を残さない
収穫した枝は汚れや虫を確認し、必要に応じて流水でやさしく洗います。清潔な布や紙で水気を取り、重ならないように広げて表面を乾かします。洗うと香りが落ちるのを気にして、汚れたまま保存するのは避けてください。強くもむと葉が傷むため、押さえるように水を取ります。
葉の付け根や枝分かれには水が残りやすくなります。表面が乾いたつもりでも、束にした内側が濡れていないか見ます。乾燥を始める前のこのひと手間が、かびや変色を抑えるうえで役立ちます。
小さな束か、一枚ずつ広げる方法を選ぶ
ローズマリーやタイムのような細い枝葉は、少量をゆるく束ねてつるす方法が使いやすくなります。束の中心まで空気が通る太さにし、乾いて縮んでも抜け落ちないよう結び方を確認します。直射日光と調理の蒸気を避け、空気が動く場所へ掛けます。
バジルやミントなど水分の多い葉は、厚い束にせず、網や乾燥用のトレーへ一層に広げるほうが状態を見やすくなります。葉同士が重なるところは離し、ときどき位置を変えます。紙の上だけで乾かす場合は裏側に湿りが残ることがあるので、こまめに確認してください。
ほこりよけを掛けるなら、通気を妨げないものにします。密閉した箱や袋へ入れたまま自然乾燥させると、水分の逃げ道がなくなります。湿度が高い時期に室内で何日も湿った状態が続くなら、方法を切り替えたほうがよいでしょう。
湿度が高い日は乾燥機も検討する
食品用の乾燥機があれば、ハーブに対応した低温の設定を使います。温度や時間は機器と葉の厚さで変わるため、説明書を目安にし、途中で状態を確認します。高温で急いで乾かすと香りや色が損なわれることがあります。
オーブンを使う場合は、十分に低い温度へ設定できるかを確認します。低温にできない機器や、扉を不適切に開けた運転が必要になる使い方は避けます。少量だからと加熱中に目を離さず、焦げや過熱に注意してください。機器に合わない方法を工夫するより、収穫量を減らして乾かせる範囲に収めるほうが確実です。
日数ではなく乾き具合で仕上げを決める
乾燥が終わった葉は、指で触れるとぱりっと崩れやすくなります。太い茎や葉の付け根だけ柔らかい場合は、まだ水分が残っています。種類によって所要日数が違うので、三日たったから完成と決めず、厚い部分まで確認します。
かびらしい斑点、かび臭さ、ぬめりが出たものは、乾燥し直して使わず処分します。加熱したから問題がなくなるとは考えないでください。乾いたものは熱が残らない状態にしてから、清潔で乾燥した密閉容器へ入れます。
葉は使う直前までなるべく大きい形で残すと、香りを保ちやすくなります。容器へ名前と収穫日を書き、光と熱を避けて保存します。保存後に結露や湿りが見えたら状態を確認し、異臭やかびがあれば使いません。大瓶に一年分を詰めるより、小瓶へ少量ずつ分けると、家庭では最後まで使いやすくなります。
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