公開日

小さな花壇の草取りルーティン

Authors
  • avatar
    Name
    Garden Bila編集部
    Twitter

小さな花壇の草取りは、休日に一気に片付けるより、芽が小さいうちに短く繰り返すほうが楽です。根が浅い段階なら土を大きく崩さずに抜け、種が落ちる前に止められます。毎回すべてを抜くことを目標にせず、増えやすい草と植物の近くに生えた草から順に手を付けましょう。

花壇を小さな区画に分ける

手が届く範囲ごとに、入口側、中央、奥など三つ程度の区画へ分けます。一回五〜十分なら今日は一か所だけと決め、終わった場所を覚えておきます。次回は隣へ進む方式にすると、目に付きやすい手前ばかりを整えて奥を放置することが減ります。

花壇の奥へ入るために植え込みを踏むと、土が締まり、株も傷みます。広さに余裕があれば足を置ける場所を作り、難しければ道具で届く幅に植栽を抑えます。草取りのしやすさは、手の速さより、しゃがんだ姿勢で無理なく届くかに左右されます。

雨の翌日でも土の状態を確かめる

ほどよく湿った土では根が抜けやすくなります。雨の後や水やり後に、土が手へべったり付かない程度まで落ち着いた時間を選びます。ぬかるんだ状態で踏み込むと土を練ってしまうため、表面の水が引くまで待ちましょう。乾いて固い場合は、対象の周囲だけ湿らせる方法もあります。

日差しが強い時間に長くかがむと疲れやすいので、朝や涼しい時間に行います。手袋と草を入れる小さな容器を用意し、抜くたびにまとめます。抜いた草をあちこちへ置くと、最後に拾い集める時間がかかり、根の付いた草が湿った地面で再び根付くこともあります。

種を付けそうな草を最優先にする

まず花や種穂が見える草を探します。一株でも種が落ちると、後の発生量が増えることがあります。種がこぼれやすいものは、上部を袋や容器で受けるようにして静かに取り除きます。勢いよく振って土を落とすのは、種をまくことになりかねません。

次に、植えた苗のすぐそばにある草を取り除きます。小さな苗は光、水分、養分を奪われやすく、草に覆われると見失いがちです。苗の根を引き上げないよう、片手で周囲の土を押さえ、草の株元を持ってゆっくり引きます。根が絡んでいる場合は、無理に引き抜かず地際で切るほうが株を守れることもあります。

根の形によって抜き方を変える

発芽したばかりの一年草は、株元をつまんで根ごと抜きます。表面だけに小さな芽が多数あるなら、植えた植物の根を傷めない範囲で浅く削り取る方法も使えます。深く耕し続けると、土の下に眠っていた種を表面へ出すことがあるため、毎回土を大きく返す必要はありません。

タンポポのように太い根が下へ伸びる草は、細い移植ごてや除草用の道具で周囲を緩めます。地上部だけちぎれると再び伸びることがあるので、取れた根を確かめます。一度で取り切れない場合は、場所を覚えて新しい葉が出た段階で再度対処しましょう。

地下茎で広がる草は、見えている一本だけを引いても終わりません。周囲の土を慎重に開き、伸びる方向をたどって回収します。根や地下茎を細かく刻むと増えやすいものもあるため、むやみに耕さないようにします。花壇全体へ広がっている場合は、通常の短時間作業とは別に対策を考える必要があります。

残す芽を決めてから抜く

こぼれ種で育つ草花がある花壇では、見慣れない芽をすべて雑草として抜かないようにします。植えた植物の近くに名札を立て、芽吹きの姿を写真に残すと区別しやすくなります。判断できないものは数本だけ残して様子を見ても構いませんが、種を付ける前には確認します。

自然に生えた草花を残す場合も、混み合う場所では数を絞ります。好きな花でも密生すれば風通しを悪くし、予定した株の成長を妨げます。残す位置を決めることで、毎回抜くか迷う時間が減り、花壇の輪郭も保ちやすくなります。

草取り後は裸の土を減らす

大きな隙間には、植物に合う敷き材を薄すぎない厚さで敷くと、発芽を抑えやすくなります。資材によって適する厚みは異なるため、土を覆えているかを見ながら調整します。茎の付け根へ密着させると蒸れやすいので、株元には少し隙間を残しましょう。

敷き材を使っても草が完全になくなるわけではありません。上にたまった細かい土から芽が出ることもあるため、見回りは続けます。抜いた多年草の地下茎や種付きの草は、家庭の低温の堆肥へ気軽に戻さず、地域の処理方法に従って片付けます。

作業の終わりに区画を一枚撮影しておくと、次回どこから再開するか分かります。一週間後に同じ場所へ小さな芽が出ても失敗ではありません。根や種の性質に合わせて回数を重ね、花壇を大きく荒らさずに発生量を減らしていくことが、続けやすい草取りです。

広告Amazon.co.jp

GARDENA ハンドスコップ

ベランダの小さな鉢やハーブの植え付けで、土を扱う基本的な道具の一つです。

広告。Amazonアソシエイトとして、適格販売により収入を得る場合があります。

Amazonで見る →
小さな花壇の草取りルーティン | Garden Bila