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浅いプランターにラディッシュをまく
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- Garden Bila編集部
ラディッシュは小さなプランターでも育てやすい野菜ですが、浅ければどんな容器でもよいわけではありません。丸く太る部分の下にも根が伸びるため、土の深さと水分を確保する必要があります。春や秋の穏やかな時期に、丸形の品種を少量ずつまくと、初めてでも収穫まで見守りやすくなります。
浅い箱に合う品種と深さを選ぶ
「二十日大根」と呼ばれていても、必ず二十日で収穫できるわけではありません。品種、気温、日照によって日数は変わります。袋の栽培時期と根の形を確認し、長く伸びる品種より、浅い容器に向く小さな丸形を選びましょう。真夏や厳冬は育ち方が不安定になりやすいため、適期を優先します。
容器は底穴があり、少なくとも十数センチ程度の土の深さを確保できるものが扱いやすくなります。余裕があれば十五〜二十センチほどの深さがあると、水分を保ちやすくなります。薄い育苗トレーのような容器は、根の空間と保水量が不足しやすいので避けます。
置き場所は日がよく当たり、強い風で表土が飛ばされない所を選びます。日陰では葉柄が長く伸び、根が十分に太らないことがあります。暑い時期の西日や床からの照り返しが強い場所では、箱全体が高温にならないよう位置を調整してください。
土を整えてから溝を作る
野菜用の培養土など、細かすぎず水はけのよい土を使います。古い太い根や大きな塊、石は取り除き、表面を平らにします。未熟な堆肥や濃い肥料を種の近くへ入れないようにしましょう。元肥入りの土なら、追加の肥料が必要か表示を確認してから判断します。
鉢縁までいっぱいに詰めず、水やり用の余白を残します。種をまく前に土を軽く湿らせておくと、後から勢いよく水をかけて種を流す失敗を減らせます。表面を押し固めるのではなく、平らにならす程度にしてください。
まき溝は深さ一センチほどを目安に、種袋の指定があればそれを優先します。複数列にする場合は、育った葉が極端に重ならない間隔を取ります。小さな箱なら列を増やしすぎず、一列か二列にして、一株ずつに場所を与えるほうが収穫しやすくなります。
厚まきせず、発芽まで乾かさない
種は一〜二センチ程度の間隔を目安に置き、薄く土をかぶせて軽く押さえます。最終的な株間はもう少し広く取るため、発芽後に間引く前提です。種が小さいからと一か所へ大量に落とすと、後で根が絡み、間引きの手間が増えます。
水は細かなはす口で静かに与えます。発芽までは、種のある浅い層が乾ききらないよう毎日確認してください。底まで常に水に浸す必要はなく、受け皿のたまり水は捨てます。強い雨で土が流れる場所では、雨の間だけ軒下へ移せるようにしておくと安心です。
防虫ネットを使うなら、種まき直後から隙間なく掛けます。葉が出てから虫が入った状態で閉じ込めないようにします。ネットが葉に押し付けられない高さを作り、気温が上がる日は中が蒸れていないかも見てください。
間引きは根が太る前に済ませる
双葉が開いて重なり始めたら、弱いものや混み合った部分を間引きます。本葉が出てきたら、品種の指定に合わせ、一般的な小型の丸形では四〜五センチ前後の株間を目安に整えます。大きく育つ品種なら、さらに余裕が必要です。
残す苗の土を指で押さえて抜くか、根が絡んでいれば小ばさみで地際を切ります。大きな苗を無理に移して植え直すと、根を傷めたり形が乱れたりしやすくなります。空いた場所を埋めることより、残した株を順調に太らせることを優先しましょう。
間引きを遅らせると、葉ばかりが競い合い、根が細いままになりがちです。小さな箱で収穫数を欲張らず、必要な空間を確保します。間引いた葉を食べる場合は、使った薬剤の表示を確認し、土をよく洗い落として使ってください。
水分の急変を避ける
発芽後も浅い箱は乾きやすいので、表面の状態と鉢の重さを見ます。乾燥させた後に大量の水を与えるような変化は、根の割れにつながることがあります。いつも湿らせ続けるのではなく、極端な乾燥と過湿を往復させないことを目指します。
短期間で収穫する品種では、元肥入りの土なら追肥なしで育つ場合もあります。葉色が薄いときは日照や根の状態も確認し、すぐ肥料不足と決めつけないでください。窒素分を多く与えると、葉が茂っても根の太りが期待どおりにならないことがあります。
太った株から収穫する
袋の収穫日数が近づいたら、地表に見える根の肩を確認します。品種に合う太さになったものから、株元を持ってまっすぐ抜きます。分かりにくければ一本試しに収穫し、中の状態や食感を確かめると判断できます。
いつまでも置くと、すが入ったり硬くなったりします。一度に食べ切れないなら、種まきを一〜二週間ずらして少量ずつ行う方法が便利です。収穫後は残った根や葉を片付け、次にまく前に土の状態と肥料の残りを確認しましょう。
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