- 公開日
ミントを広げすぎずに育てる
- Authors

- Name
- Garden Bila編集部
ミントは少し摘んで飲み物や料理へ使える一方、根と茎の両方でよく広がります。小さな苗だからと寄せ植えの隙間へ入れると、いつの間にか隣のハーブを覆うことがあります。最初から一鉢を専用にし、広がる出口を見ておくと、使いやすい大きさを保てます。
地面へ植えず、独立した鉢にする
管理を簡単にしたいなら、ミントは底穴のある鉢へ単独で植えます。庭へ直接植えると、地下茎が離れた場所へ伸び、抜ききるのが難しくなることがあります。小さな囲いを作るだけでは、下や隙間から根が出る場合があるので、確実に範囲を決めたいときは鉢が向いています。
鉢を庭の土へ埋める方法もありますが、底穴から地下茎が出たり、縁を越えた茎が接地して根を出したりすることがあります。完全に広がりを止めたいなら、鉢は地面から離して置き、底が見える状態を保ちます。受け皿を使う場合は水をため続けず、定期的に鉢を持ち上げて確認してください。
鉢の大きさは収穫量に合わせる
飲み物へ数枚使う程度なら、最初から大きなプランターを用意する必要はありません。苗の根鉢に余裕がある直径二十〜二十五センチ程度の鉢を一つの目安にし、育ち方を見て調整します。小さすぎる鉢はすぐ根詰まりして乾きやすくなるため、極端に土の少ない容器は避けます。
複数の香りを育てたい場合は、品種ごとに鉢を分けます。一つの箱へ混ぜると、勢いの強いほうが場所を占め、どの茎がどの種類か分かりにくくなります。札には品種名を書き、料理で使うときに香りを確かめられるようにしましょう。
長い茎を隣の鉢へ渡さない
ミントは地表近くを横へ伸びる茎からも増えることがあります。鉢の縁を越えた茎が隣の土へ触れたら、その部分から根を出す可能性があります。見つけた段階で切り、鉢と鉢の間に手が入る隙間を確保します。棚の裏へ垂れた茎も見落とさないようにしてください。
週に一度、鉢を少し回して全周を確認します。上から葉を見るだけでなく、縁、底穴、鉢の下を順に見ると、広がりを早めに見つけられます。地面へ根付いてしまった茎は、表面だけ切って終わりにせず、接地した場所の根や地下茎が残っていないか確かめます。
収穫を枝の更新に使う
葉を一枚ずつむしるだけでは、長い裸の茎が残り、株の形が乱れやすくなります。十分に伸びた枝を、葉のある節の少し上で切って使うと、残った節から枝が分かれやすくなります。一度に全部を短くせず、使う分だけ何本か選んで採ります。
花芽が上がり、葉を中心に使いたい場合は、花穂が大きくなる前に枝先を切ります。花を楽しむ枝を少し残しても構いませんが、種をこぼしたくなければ花後に取り除きます。茎が込み合って下葉が黄ばむときは、弱い枝を数本整理して内側へ光を入れましょう。
株全体を切り戻す場合は、健康な葉や芽が残る位置を見ます。ひどい水切れの直後や、暑さで弱っている最中に強く切るのは避けます。切ったあとに新しい芽が伸びる力があるかを確認しながら、数回に分けて整える方法も使えます。
水分は保ちつつ、底にためない
ミントは乾きすぎると葉が傷みやすいため、特に夏は朝に土を確認します。表面が乾き、少し下の湿りも減っていれば、底から流れるまで水を与えます。葉が密に茂ると雨が土へ届かないこともあるので、雨の日でも鉢の中を見てください。
一方、受け皿へ常時水をためる必要はありません。風通しの悪い場所で土が湿り続けると、根の状態が悪くなる場合があります。夏の強い西日を避けられる明るい場所へ置き、乾燥と過湿のどちらかへ偏らないようにします。肥料は生育と収穫量に合わせ、むやみに大株へ育てる量を与えないようにしましょう。
根詰まりしたら大鉢にする以外の選択を
水がすぐ抜ける、すぐ乾く、鉢底から根が多く出るといった変化があれば、根詰まりを疑います。植え替えに向く穏やかな季節に鉢から抜き、根の状態を確認します。毎回鉢を大きくする必要はなく、健康な部分を株分けして、必要な量だけ植え直せます。
若く元気な芽と根の付いた部分を残し、傷んだ根や古く弱った中心部を整理します。新しい培養土へ植え、作業後は強い日差しと乾燥を避けて落ち着かせます。増えた株を置く場所がなければ、全部を保存しようとせず、育てる鉢数を先に決めておきましょう。
切った茎や地下茎は、庭の空き地へ投げ込まないようにします。湿った場所では再び根付くことがあります。地域の分別に沿って処分し、堆肥に回す場合も再生する材料を不用意に広げないよう注意します。根の範囲、茎の長さ、残す鉢数を決めておけば、ミントの強い生育を日々の収穫に役立てられます。
金象 ガーデン鋏
剪定や収穫の前に、手に合うサイズと刃の手入れを確認したい人向けの選択肢です。
広告。Amazonアソシエイトとして、適格販売により収入を得る場合があります。
Amazonで見る →